猫背(上位交差症候群)

猫背とは、「上位交差症候群」とも言います。

 

首と背中の骨格筋のバランスが崩れた状態です。

肩を中心として固い筋肉、弱い筋肉が交差上に発生することから上位交差症候群と呼ばれています。

 

【特徴】

・【胸の筋肉】と【首~肩の筋肉】が固い

・【首を前に曲げる筋肉】と【肩甲骨の間の筋肉】が弱い

 

硬い筋肉は柔らかくし、弱い筋肉は鍛えることが猫背への対策となります。

 

猫背(上位交差症候群)の原因

【不良姿勢による筋肉の不均等】

硬い筋肉と弱い筋肉が混在しているためにバランスが崩れています。

 

1.硬い筋肉(柔軟性をつけるべき筋肉)

・僧帽筋上部

・肩甲挙筋

・胸鎖乳突筋

・大胸筋

2.弱い筋肉(鍛えるべき筋肉)

・僧帽筋中・下部

・菱形筋

・前鋸筋

・広頚筋

猫背(上位交差症候群)への施術

・姿勢と可動域の検査

・筋肉調整

・肩甲骨はがし

・肩関節調整

・ストレッチポール

筋膜リリース(必要に応じて)

 

肩甲骨はがし

肩甲骨はがしとは、「肩甲胸郭関節のストレッチ」です

 

【肩甲胸郭関節】

肩甲骨と肋骨の連結部分を肩甲胸郭関節(けんこう きょうかく かんせつ)といいます。

他の関節と違い、筋肉のみで連結されています。

 

 

 

【肩甲骨はがしによって伸ばされる11の筋肉】

 

・僧帽筋(上部・中部・下部)

・菱形筋(小・大)

・肩甲挙筋

・棘上筋

・棘下筋

・小円筋

・大円筋

・前鋸筋


僧帽筋

 

僧帽筋(そうぼうきん)。

「僧侶の帽子に似た形」が語源。

上部・中部下部に分かれる

肩こりの代表的な筋肉。

肩甲骨を安定させる役割として重要。

 

筋膜リリースの効果が出やすい。

 

SBAL(スーパーフィシャル・バック・アーム・ライン)という筋膜ラインに位置し、後頭部や指の甲まで含まれる。(=デスクワークが後頭部痛・肩こり・肘や手首の症状につながる)


菱形筋

 

菱形筋(りょうけいきん)。

青が小菱形筋、黄色が大菱形筋。

大胸筋と綱引き状態にあり、劣勢の場合は猫背になる。

 

 SPL(スパイラル・ライン)DBAL(ディープ・バック・アーム・ライン)の筋膜ライン上に複合して位置しているため、ここがほぐれれば様々な動作がしやすくなるとも言える。


肩甲挙筋

 

肩甲挙筋(けんこうきょきん)。

頚部(首)の筋肉。

目線が下を向いているとここが緊張状態になるため、パソコンモニターが目線より低い場合やスマートフォンの使い過ぎには要注意。

 

日常生活では肩をすくめる動作などで緊張状態になる。

脱力が苦手な方は常時緊張状態となる。

 

この筋力が弱いと「なで肩」、強いと「いかり肩」になりやすい。

 

筋膜ラインではDBAL(ディープ・バック・アーム・ライン)上に位置。


棘上筋・棘下筋・小円筋・大円筋

 

(上から)

棘上筋棘下筋小円筋大円筋。

上記3筋+肩甲下筋の4筋で回旋腱板(ローテーターカフ)と呼ばれる。

ローテーターカフは肩のインナーマッスル(=支える筋肉)。

肩関節の脱臼の再発予防に鍛えることが重要。


肩甲下筋・前鋸筋

 

肩甲下筋(けんこうかきん)。肩甲骨と肋骨の間にある筋肉。

肩甲骨はがしで、最もストレッチされる筋肉。

これが固いと肩甲骨が肋骨に張り付いてしまうかのようになり、肩の可動域が減少する。

 

左図は肩甲骨をはがした状態。

肩甲骨の内側に手を入れなければ触れられないため、もみほぐすことは困難。

つかんで引っ張る。はがすように引っ張る。

 

肩甲骨はがしは肩こり・四十肩に。

セルフケアは、ストレッチポールに寝た状態で腕を大きく回す。肩甲骨ごと回す。

 

………………………………………

前鋸筋(ぜんきょきん)。

ここが固いと肩甲骨が前方へ引っ張られ、猫背になりやすい。

 

SPL(スパイラル・ライン)上に位置。菱形筋と強力に接続している。

 


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