筋膜リリースの目的は「筋膜の滑走性を向上=可動域を正常に近づけること」です。
当店の筋膜リリースは、「IASTM」というステンレス製のツール【smart tools iastm®】を使用する「軟部組織モビライゼーション」です。
不良姿勢や使い過ぎにより、筋肉を包んでいる「筋膜」の滑りが低下すると、皮膚・筋肉・靭帯・関節包などの柔軟性も低下してしまいます。
このような滑走性低下部分を探し出してリリースする(解放する)ことに特化したIASTMというステンレスツールを使用する施術は、即効性があり、ほとんどの方に施術直後に変化を実感していただいています。
【IASTMを使った筋膜リリース】
専門器具【IASTM】
→IASTMを使った筋膜リリース
→ISTM施術後
【適応と禁忌】
適応症
禁忌
【筋膜リリースの目的は滑走性を取り戻すこと】
→筋膜リリースの目的は滑走性を取り戻すこと
→筋膜の滑走・癒着・硬化
→筋膜の滑走
→滑走性の低下(癒着)
→コラーゲン繊維の高密度化(硬化)
【IASTMの原理】
→①体性自律神経反射
→②リモデリング
【世界で認められているIASTM】
海外ではメジャースポーツチームも使用
IASTM 資格認定証
IASTM (Instrument Assistant Soft Tissue Mobilizationの略)とは、軟部組織リリースのために人間工学に基づきデザインされた、手術用具にも利用されているステンレス鋼製のツールです。(アメリカFDA承認/医療グレード304)
同様の器具として、「グラストンテクニック」「スキンストレッチ」などが知られています。
皮膚との摩擦を軽減のため施術部分に摩擦軽減のためクリームを塗布し、IASTMでこするように施術します。
座位・立位・うつぶせ・仰向け・動かしながらなど、最適な体勢でおこないます。
一ヶ所につき数十秒~数分ですが、周囲の関係部位まで範囲を広げていきます。
可動域・運動痛を確認し終了です。
上図のように皮下に点状・斑状の内出血が発生しますが、早ければ施術時間内、通常は数日以内に消失します。
皮膚や毛細血管の損傷を起こしているわけではありません。
【頚部(首~肩)】
頚椎捻挫/頚部痛/肩こり
寝ちがえ
【肩関節~手部】
肩回旋腱板(ローテーターカフ)炎
40肩
【腰背部】
腰部捻挫/腰痛/急性腰痛(ヘルニア/脊柱管狭窄症の憎悪を除く)
筋性背部痛
滑走‥正常な状態です。ヒアルロン酸が潤滑液の役割を果たしています。
癒着‥筋膜同士の滑りが悪くなった状態です。ヒアルロン酸が凝集化しています。
硬化‥筋膜が硬くなった状態です。伸縮性・弾性が減少し、可動域制限・運動痛などの症状が表れます。
筋肉が活動する際にはヒアルロン酸が潤滑液となり、深筋膜がスムーズに収縮します。
しかし、使い過ぎ・運動不足・不良姿勢・ケガなどでヒアルロン酸が脱水状態になると、サラサラしたゾル状→ドロドロのゲル状となり、ヒアルロン酸が凝集化して筋膜同士の滑りが悪くなります。(滑走性の低下)
痛みを感じるセンサー(ポリモーダル受容器)は、筋膜に多く分布しているため、癒着が痛みを引き起こします。
筋膜自体はコラーゲンとエラスチンで構成されていますが、滑走性の低下によりゲル状のヒアルロン酸が凝集するとコラーゲン線維の高密度化し配列が不均等になり、伸縮性・弾性が減少し筋膜が硬くなってしまいます。
すると可動域制限、運動痛などの症状につながります。
筋膜リリースの目的は「筋膜の滑走性を向上させ、可動域を正常に近づけること」です。
滑走性を取り戻すには筋膜に水分を取り戻し、潤滑液(ヒアルロン酸)をサラサラな元の状態に戻します。
そのためには水分が必要で、水分を届けるために血流を増加させます。
ヒアルロン酸に水分が戻って滑走性が正常化すると、コラーゲン線維の高密度化が解消して筋膜の伸縮性・弾力性を取り戻すことができます。
ISTMの振動刺激により神経の受容器である伸張レセプターに働きかけます。(体性自律神経反射)
すると凝集化したヒアルロン酸及びそれにより配列が変化しゲル化された基質は、血流の増加により温度が上昇し、流動化されることで通常のゾル状へ戻ります。
結果、滑走性が正常化して可動域拡大や運動痛の減少につながります。
体が求める適切な刺激を加えることで体が反応
↓
高密度化した内部環境が変化
↓
ストレッチレセプターが反応
↓
柔軟性アップ
★神経反射により皮下の血流が400%増加し、ヒアルロン酸の水分量が回復します。
★筋肉同士の滑走性が回復し、可動域が正常に近づきます。
IASTMで皮膚をこすると、筋膜をはじめとする硬くなった軟部組織が破壊されます。
壊された軟部組織は皮下で点状・斑状に出血し、赤いアザのようになります(通常、アザは数日で消失)。
毛細血管は損傷しないため、血液凝固剤を服用していても禁忌ではありません。
炎症反応の部分は内出血のため血流が増加します。
血流が増加したことで血行が良くなった結果、ヒアルロン酸に水分も届けられて滑走性が正常化します。
壊れた軟部組織は、柔らかい正常な組織として再生します(リモデリング)。
癌/腫瘍
血友病
骨化性筋炎
骨髄炎
裂傷(キズ)
骨折
静脈瘤
腎機能障害
血栓症
妊娠中
骨粗鬆症
感染症
発熱時
炎症性関節症
※肌の弱い方はご相談ください
リハビリテーションの先進国である米国や欧米では、筋肉や筋膜、靭帯など軟部組織の治療の主流として、IASTMが2000年代半ばから利用されています。海外ではその有効性は広く認められており、カイロプラクター・アスレチックトレーナー・理学療法士・作業療法士にも広く使われています。
特にアメリカではメジャーなもので、MLB・NBAなど多くのメジャースポーツで選手のケアに使用されています。
また、日本でもプロ野球・Jリーグなどのいくつかのチームで取り入れられることになったそうです。
・【ウイルス感染症対策】
入り口にて手のアルコール消毒にご協力をお願いします
2021年3月 | ||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
LINEはメッセージ欄に
希望の「日時・コース」をお願いします
・呼吸をしやすく-背中のストレッチ-
・反り腰解消エクササイズ
・猫背解消ストレッチ
・ストレートネック エクササイズ
・デスクワーク用 腰ストレッチ
・背中のストレッチ
(動画ON推奨)
・もも 裏側のストレッチ
・もも 内側のストレッチ
・もも 前側のストレッチ
・股関節 前側のストレッチ