肩甲骨はがしとは、「肩甲骨周辺のストレッチ」です。
肩甲骨をスムーズに動かすことができると、肩関節の可動性が上がります。(肩甲上腕リズム)
また、肩こりに関連する筋肉が多く付着しています。
【肩甲胸郭関節】
肩甲骨と肋骨の連結部分を肩甲胸郭関節(けんこう きょうかく かんせつ)といいます。
他の関節と違い、筋肉のみで連結されています。
・僧帽筋(上部・中部・下部)
・菱形筋(小・大)
・肩甲挙筋
・広背筋
・棘下筋
・小円筋
・大円筋
・前鋸筋
僧帽筋(そうぼうきん)
「僧侶の帽子に似た形」が語源。
上部・中部・下部に分かれる。
肩こりの代表的な筋肉。
肩甲骨を安定させる役割として重要。
中部・下部が弱いと猫背になる。
筋膜リリースの効果が出やすい。
SBAL(スーパーフィシャル・バック・アーム・ライン)という筋膜ラインに位置し、後頭部や指の甲まで含まれる。(=デスクワークが後頭部痛・肩こり・肘や手首の症状につながる)
菱形筋(りょうけいきん)
青が小菱形筋、黄色が大菱形筋。
大胸筋と綱引き状態にあり、劣勢の場合は巻き肩になる。
SPL(スパイラル・ライン)DBAL(ディープ・バック・アーム・ライン)の筋膜ライン上に複合して位置しているため、ここがほぐれれば様々な動作がしやすくなるとも言える。
肩甲挙筋(けんこうきょきん)
頚部(首)の筋肉。
目線が下を向いているとここが緊張状態になるため、パソコンモニターが目線より低い場合やスマートフォンの使い過ぎには要注意。
日常生活では肩をすくめる動作などで緊張状態になる。
脱力が苦手な方は常時緊張状態となる。
この筋力が弱いと「なで肩」、強いと「いかり肩」になりやすい。
筋膜ラインではDBAL(ディープ・バック・アーム・ライン)上に位置。
(上から)
棘上筋・棘下筋・小円筋・大円筋。
上記+肩甲下筋で回旋腱板(ローテーターカフ)と呼ばれる。
ローテーターカフは肩のインナーマッスル(=支える筋肉)。
40肩への施術には必須となる筋肉。
肩関節の脱臼の再発予防に重要。
肩甲下筋(けんこうかきん)肩甲骨と肋骨の間にある筋肉。
肩甲骨はがしで、最もストレッチされる筋肉。
硬くなると肩甲骨が肋骨に張り付いてしまうかのようになり、肩の可動域が減少する。
図は肩甲骨を消去した状態。
肩甲骨の内側に手を入れなければ触れられないため、もみほぐすことは困難。
つかんで引っ張る。はがすように引っ張る。
肩甲骨はがしは肩こり・四十肩に。
セルフケアは、ストレッチポールに寝た状態で腕を大きく回す。肩甲骨ごと回す。
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前鋸筋(ぜんきょきん)
硬くなると肩甲骨が前方へ引っ張られ、猫背になりやすい。
弱いと「翼状肩甲」となり、翼のように浮き上がってしまう
SPL(スパイラル・ライン)上に位置。菱形筋と強力に接続している。
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