トリガーポイントとは、痛みの引き金(トリガー)になっている点(ポイント)
トリガーポイントとは、原因部位から離れた遠隔部分に関連痛を引き起こすことが特徴的です。
最新の定義では「過敏化した侵害受容器」といわれ、正常な組織を損傷、または損傷する恐れのある刺激(=侵害刺激)に反応する受容器が、過敏になった状態のことです。「痛覚過敏部位」ともいわれています。
光学顕微鏡で見ると筋の深部に豆型の収縮のこぶが見られ、電子顕微鏡で見ると筋節のA帯とI帯が欠損し、短縮しています。
トリガーポイントは、関連痛や神経症状(しびれ・温冷感覚異常・知覚異常)を誘発させることがあります。
「不動」「使い過ぎ」「ケガ」「冷え」が原因
長時間の同一姿勢・仕事やスポーツなどで同じ動きを繰り返すこと・冷えなどでの血行不良が原因と言われています。
また、不眠・疲労も関わってきます。
(こり)
圧迫するとその部分が痛むという段階。
この段階では日常痛みを感じることがなく、本来ならば自然治癒します。
(押すと他の場所まで響く・動かすと痛い)
強いストレス・酷使・冷えが続くと本来の自然治癒力が低下。
筋肉がロープ状に強く緊張し、硬い「しこり」=硬結となり潜在性のトリガーポイント化します。
この段階では、動かすときに痛む「運動痛」がみられます。
潜在性のトリガーポイント化した硬結を圧迫すると、圧痛に加えて特定パターンで遠隔部に痛みが放散し(関連痛)、お腹が鳴る・鼻水や唾液が出るなどの副交感神経反射も誘発されます。
(なにもしなくても痛い)
さらに抹消循環低下(=血行不良)が続くと、圧迫を加えなくても自発性に関連痛が発生(潜在性トリガーポイントの活性化)。鳥肌・発汗・冷感・むくみなどもみられます(=交感神経の活動亢進)。
トリガーポイントに直接、圧を加える
↓
痛みがやわらぐまで圧迫(15~60秒)
これを繰り返します。
虚血圧迫というのは、トリガーポイントを不活性化させるための手技です。
トリガーポイントを押す方法とつまむ方法があり、部位に適した方法で行います。
筋の硬結部分、その中でも特に痛みが敏感になっている部分=トリガーポイントを捜します。その部位を逃がさないようにしっかりと捉えて圧迫します。
確認しながらギリギリ不快感が出ない程度まで圧を加え、血流をせき止めます。(15秒~60秒間)
圧迫を解放した際に勢いよく血液が流れ込むことでトリガーポイントが不活性化します。
これを数回繰り返すと、硬結が緩み、圧迫されたときの痛みも減っています。
神経の反射により筋肉の緊張が低下する
圧刺激を加えると、迷走神経反射により視床下部が反応し、副交感神経が優位となり筋緊張が減少します。
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